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  • 2008年自動車用リチウムイオン電池の最新技術開発動向

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2009年1月 6日 (火)

電気自動車元年の幕開け

2009年になりました。

いよいよ、「電気自動車元年」の幕が明けました。


「リチウムイオン元年」なんて、見出しも見た気がします。

大手自動車メーカーは、ハイブリッドや電気自動車などそれぞれ、特色を活かした開発を

進めています。



そんな中、昨年12月に、ホンダがGSユアサとの合弁会社によるリチウムイオン電池開発を

発表したことで、自動車メーカーと電池メーカーの組み合わせが出揃いました。

また、年末には、日産自動車が、

「2011年以降、電気自動車やハイブリッド車に使う大容量のリチウムイオン電池を年20万台規模で量産」

とのニュースも出ていましたね。当初の発表からすると、1年以上の前倒しのようです。


電気自動車では先行している、三菱自動車・富士重工業も、2009年に販売開始予定です

ので、路上で見かける機会も増えてくるでしょう。



さらには、車体の軽量化などエコカーに欠かせない、化学メーカーや素材メーカーなど、

裏方として、欠かせない役割を持っています。

電気自動車元年の幕開けは、自動車産業のみならず、日本の景気回復にも大きな期待を

抱いてしまいます。


リチウムイオン電池だけでなく、様々な関連産業にも注目していきたいと思います。

今年もよろしくお願い致します。

2008年12月26日 (金)

2009年は電気自動車時代の幕開け?

東芝は12月24日、新型のリチウムイオン電池を生産する新工場を

新潟県柏崎市に建設すると発表しました。

http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_12/pr_j2401.htm



景気悪化の影響で、世界的に企業が設備投資を

抑制する姿勢を強めている中、

リチウムイオン電池関連の製造メーカーや部材メーカーが

大型投資に踏み切っているようです。

不況の中で大手企業も、派遣従業員のリストラや、

生産調整を行いつつも、

成長が見込まれる分野に選別投資する動きの中で

リチウムイオン電池関連事業への設備投資は

各企業大きく動いている。

パナソニック       トヨタ自動車

NEC           日産自動車

GSユアサ        三菱自動車

               ホンダ


こういった動きを見ても、2009年は

『 電気自動車元年 』

と言われる年となってもおかしくはないでしょう。



当社ではリチウムイオン電池だけでなく、様々な市場調査レポートを発刊しています
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また、新規事業の可能性などの調査も承ります(詳しくはこちらへ)

まずはお問い合わせ下さい。(s-customer@deltas.jp

2008年12月23日 (火)

電気自動車、環境省の後押し?

環境省は、50台以上の電気自動車・二輪車および約10台のEV用充電設備を地方自治体、

企業に貸与する実証事業を2009年1月中旬から開始すると発表しました。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10538


この中で、ベタープレイス社による、「バッテリー交換ステーション」を横浜に設置すると

されています。

同社は、日産自動車との世界各地への電気自動車インフラ供給などで、名前が

挙がっています。


今回用意される「バッテリー交換ステーション」は、企画としては面白いですよね。

現在の電気自動車の充電に関しては、急速充電だとしてもガソリンの場合と比べ時間が

掛かりますよね。

このときに、電池(バッテリー)交換で済むと、時間も短縮され、現在のガソリンスタンドの

ようにスムーズに使えるでしょう。


しかし、電池の状態がどうなのか?

新車で電気ステーションに行って、古くて容量劣化した電池が出てくると気持ちは

良くないですよね。

もっと、根本的に、電池が簡単に交換できる組み込みの仕方なのか、搭載電池の企画は

自動車メーカーを問わず、統一されているのか・・・



電池を保有するのが電気ステーションを供給する側であれば、課題は一つ解決でしょうか?

そうすれば、車体購入の初期費用が抑えられますよね。

そして、電池を販売する企業のインフラ(電気ステーション)を利用する。

どうでしょうか?



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2008年12月19日 (金)

ホンダのリチウムイオン電池

ジーエス・ユアサとホンダが、ハイブリッド車向けリチウムイオン電池の合弁会社を設立と

ニュースが出ました(http://www.honda.co.jp/news/2008/c081217c.html)。

ホンダは、良い選択をしたのではないかと思っています。



ジーエス・ユアサは、ご存知のように、三菱自動車・三菱商事との合弁で、「iMiEV」向けの

リチウムイオン電池を担っています。

電池討論会などでも、同社は鉄系・マンガン系など、優れた発表をしており、非常に高い

ポテンシャルを持っていると思っていました。

それに、「iMiEV」による電力会社との実証実験から、自動車用リチウムイオン電池への

要求特性など、充分にデータを取得し、熟知していることでしょう。



それに、環境省の実証実験の記者会見で、三菱自動車工業の大道正夫執行役員は、

「2009年のi MiEV生産は1000~2000台の予定」とも話していたように、自動車用

リチウムイオン電池を量産していく体制・技術を有しているものと思います。

富士重工業の「プラグイン ステラ」が100台のリースを目指すとのことですから、

一桁違いますよね。


本格的な販売開始に至る、開発技術に、量産していく技術の両方の知識と経験を有する

ジーエス・ユアサは、ホンダにとってこれ以上に無い援軍かもしれません。

シビックなどのニッケル水素電池は、三洋やパナソニックから供給を受けていたホンダ

ですが、トヨタとパナソニック、それに三洋を含んだ最近の状況から、リチウムイオン電池に

関してはやや不透明な感がありました。

非常に苦しい世界情勢の中、ホンダにとっては一筋の光明が見えてきたのかもしれません。



今回は、ハイブリッドカー向けの電池との発表ですが、将来的には電気自動車へと発展する

かも知れませんよね。



2009年は、電気自動車元年とも言われています。

そんな中、トヨタやホンダによるハイブリッドカーが、性能だけでなく価格面でも普及に弾みを

つけてくれるとよいですね。



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2008年12月16日 (火)

太陽光発電とリチウムイオン電池の補足

この前、太陽光発電の蓄電池として、リチウムイオン電池が必要だろうと書きました

こちらへ)。


これに関して、12月8日に下記のニュースがありました。

「自然エネ用蓄電池市場、2020年に3000億円規模 NEDO見通し」
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081208AT1D0601G07122008.html

・自然エネルギーは、出力が天候に左右されるため、安定した電源として利用するために、
いったん蓄電池に蓄える必要があること

・リチウムイオン電池の技術力が向上し、普及段階になりつつあること

・それに加えた環境意識の高まり

このような背景から、試算を発表したのでしょうね。


自然エネルギーの中でも、太陽光は比較的天候による差異が少ないことも有り、

世界各地でのニーズがあるでしょう。

風力発電も地域によって、発電量や需要が見込めると思いますが、定置型のリチウムイオン

電池にはまだ少し、課題がありますよね。

自然エネルギーを利用(蓄電)できる環境か整えば、企業などからかも知れませんが、

普及の後押しになることでしょう。


特に、近隣諸国をはじめ、海外は電力インフラが整っていないようなので、電池、

とりわけエネルギー効率の良いリチウムイオン電池が求められると思います。



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2008年12月12日 (金)

ボッシュ、リチウムイオン電池で日本に参入

先日、ボッシュがリチウムイオン電池で、日本市場に参入とのニュースがありました。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420081202beaa.html

もしかすると、大きな転換期となるかもしれません。



ボッシュは、韓国のサムスンSDIと、自動車用リチウムイオン電池に取り組んでいます。

サムスンSDIは、このブログでも何度か社名が出てきたと思いますが、世界でも有数の

電池技術を有する企業の一つともいえるでしょう。


かたやボッシュは、自動車業界においても有数なサプライヤーの1社です。

自動車部品大手と電池技術が融合すると、きっと強いですよね。

(PSAとディーゼルハイブリッド自動車の技術開発で提携するニュースも出たばかりです。http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081210AT2M1000810122008.html


韓国のサムスンと、ドイツのボッシュですが、どちらもワールドワイドで捉えている感が

あります。もちろん、この2社だけではないのでしょうが・・・



リチウムイオン電池に関して見ると、現段階での技術力は日本企業が間違いなく

トップクラスだと思います。

しかし、自動車メーカーと電池メーカーが特定の組み合わせであることが多く、どちらかと

言うと日本市場での動きに留まっているように感じてしまいます。

もちろん、国内の自動車メーカーもワールドワイドを相手にしているので、そういう意味では

違うんでしょうけど。自動車産業の構造の違いから来るものでしょうか?


いずれにしても、電気自動車関係の世界的な広がりにつながるような気がしますね。



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2008年12月 9日 (火)

GM VOLT

最初の公聴会への自家用ジェット、それから先週の第二回目への自社カーでの移動など、

再建策が話題になっているビッグ3ネタから。



GMは、展示会等でプラグインハイブリッドカーとして、Voltを披露しています。

今年11月には、日本でもハイブリッドカーと、燃料電池車を公開していましたね。


ところで、今や当たり前のように街中を走る、ハイブリッドカーですが、最も大きな貢献をした

のは国内でも米国でも、トヨタのプリウスではないでしょうか。

ハイブリッドカーと言えば「プリウス」の代名詞とも言えるほど、販売されているといっても

良いでしょう。



しかし、米国では、上記のGM Volt(開発時性能)とプリウスを購入する場合では、

税金等が異なる法案が成立しているようです。

現在の環境への大きな貢献をしているハイブリッドカー(プリウス)よりも、

まだ開発段階にあるVoltを取得するほうが有利になっています。



製品化されており、環境負荷がより小さなものであれば、そこに差が生じるのは当然だと

思いますが、現時点では、開発段階と完成品との大きな差があるため、

いかがなものかとも思います。


GMのリチウムイオン電池は、「A-123」が漏液があり、日本の日立や韓国のLGへと

切り替わっていると思います。

これらの結果から、GMはじめ米国のカーメーカも、電池を選ぶ「選眼力」が徐々に

ついてきたような気がします。


再建してから、あるいは再建するためにも、米国だけではなく、地球に優しい環境対応車の

開発をしてもらいたいですね。



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2008年12月 5日 (金)

リチウムイオン電池の仕組み、解明なるか?

J-PARC:1億分の1センチの世界が「見える」 世界最高性能の加速器施設稼働へ
http://mainichi.jp/select/science/news/20081130ddm016040003000c.html

毎日新聞にニュースが出ていました。

要約すると、


『高エネルギー加速器研究機構と日本原子力研究開発機構が共同で建設を進めている
大強度陽子加速器施設(J-PARC)が、12月下旬に稼動。
すでに、50社以上からなる利用推進協議会も結成され、高機能のリチウムイオン電池や
新薬などの開発を目指している。』

開発そのものではなく、リチウムイオン電池の仕組みを解明することが期待されています。

携帯機器から自動車用へ製品化が進んでいるリチウムイオン電池ですが、リチウムイオン

の動きなど、その仕組みは100%解明されているわけではありません。


ですので、J-PARCの新しい施設を使った研究により、その原理が詳しく解明されると

更なる技術開発があるのではないでしょうか。


エネルギー密度や耐久性などの性能の向上ももちろん、コスト低減へ繋がる成果も

期待したいですね。

リチウムイオン電池など、日本がトップクラスの技術力を保つためにも、こうした関連設備

の充実も必要ですよね。


しかし、建設には莫大な費用が掛かっているでしょう。

これを回収するためにも、各企業に積極的な利用をして、なおかつ研究成果を出して

欲しいですね。



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2008年12月 2日 (火)

電池業界の再編?

先日、金融問題から「自動車業界の再編?」という記事を書きましたが

電池業界にも大きな話題が持ち上がっています。

既にご存知の話題だとは思いますが、パナソニックの三洋電機買収というニュースです。

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三洋買収交渉、TOB価格週内合意も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081201-00000027-fsi-ind

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最新のニュースでは大詰めと報道されていますが、

ゴールドマン・サックスグループ(GS)など三洋大株主の

金融3社との株式公開買い付け(TOB)価格でまだ合意に

至っていないようです。


買収の行方はともかくとして、この話が実現すれば電池業界に

与える影響も大きなものになると考えられます。


三洋電機とパナソニックの電池業界での立ち位置は、

ご存知のところと思いますが、三洋電機の買収子会社化の

実現により、技術的にもシェア的にも世界市場でもっとも

大きな影響力を持つ日本企業が誕生するわけです。


大手企業の中でも「電池部門」の統合などで

強力なメーカーができるかも知れませんね。

どちらにしても行方が気になるところですね。



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2008年11月28日 (金)

太陽光発電の普及とリチウムイオン

最近、太陽光発電に関する話題が頻繁ですね。

販売や材料など、いろいろなことでニュースになったりしてますよね。


日本では、電力インフラの普及率はかなり高いですが、例えば、中国やインドなど、

地域によっては、まだまだ電気が供給されていない部分もありますよね。

このような地域へ電力インフラを繋ぐことは、なかなか進展しないでしょう。


しかし、太陽光発電を利用することで、長大な送電線を張らずに、補うことが出来ます。

そして、そこに、定置型リチウムイオン電池があれば、“鬼に金棒”になりますよね

天候や、電力需要に変動があるように、太陽光発電による電力を適切に蓄電すると

いつでも利用可能となります。


この定置型リチウムイオン電池には、高エネルギー密度・耐久性・低コストが要求されます。

このうち、高エネルギー密度のリチウムイオン電池は、一般的に急速な放充電に

弱い傾向がありますが、太陽光発電ならこの点も問題ないですよね。


環境対策だけでなく、太陽光発電の普及のためにも、リチウムイオン電池は

待望されているので、必要かもしれませんね。



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